頽廃の沼滞在記

シアワセはゴールドムーンより高価

ブルアカガチャタイトル元ネタ一覧 2023ver

こんばんは。

最終編も公開されてブルーアーカイブ最高!!!!!!

気になることも無いわけではないわけではないのでその辺も書きたいが。

 

そんなわけで2023年版です。随時更新するので、何か考察や指摘があったらコメントかTwitterまでお願いします。

前回の記事に書き忘れましたが、要素考察のためにメインストーリー読んでることを前提に書いています。メインストーリー読んでない人はこんなもん読んでないで今すぐメインストーリー読んでください。

2021~2022年版はこちら

 

nakase.hatenablog.jp

2024年版はこちら

nakase.hatenablog.jp

 

どうやら中国の掲示板で少し触れられたようで、外国からのアクセスがありました。NGA.CNの皆さん、とても面白い考察でした。もう少し日本語で精査したらブログに反映するかもしれません。ありがとうございます。

 

 

アイキャッチ用画像

 

ドレスコードは鋼の白衣

由来

何????

マジで新年一発目から、~かけてシリーズに被せて何もかかってないタイトル来て凄い書く気が失せてしまった。

一応本人の断固とした意志、戦闘能力、クリスマスイベで分かってきたトリニティ上位陣らしい気品とかけた言葉にはなっています。いますが……。

 

君は無邪気な夜の希望

由来

真打登場ってところかな……。

ロバート・A・ハインラインSF小説月は無慈悲な夜の女王

もう解説が要らないほど擦られたネタなのでいいでしょう。内容的にもクーデターと独立戦争の話なので完全に語感だけって感じもないです。

ミカの今を暗中として無邪気な希望を感じているのか、アリウスのような闇を照らそうとしたミカの無邪気さを描写しているのか……。

ちなみにミカのPVはかなり脳に来るので見てみた方がいいですよ。

やっと一緒にいられるね……。

 

義勇は温泉のように熱く!&正義は珈琲のように甘く

由来

フランス外相タレーランエスプレッソを指した誉め言葉「地獄のように熱く、悪魔のように黒く、そして天使のように純粋で、愛のように甘い」

珈琲を褒める言葉として、珈琲繋がりのカンナ。甘いもかかっているし、純粋さもちょっと引っ掛かる感じありますね。

メグもゲヘナだし悪魔引っ掛かってる……?

 

偽りなき信仰の甘果

由来

同時ピックアップで韻を踏んでいますね。

~なき…のaんか

甘果が甘果オウトウ、サクランボのことを指していてサクラコと嚙み合ってるという考察は見ました。個人的には宗教的意味のある果物というとリンゴを思い浮かべてしまいますが……。

こういう追加ピックアップも前のピックアップを踏襲してくれると嬉しいですね。

 

Where there's Toki there's victory.&Where there's tea party there's hope.

由来

リンカーンの言葉「Where there is a will, there is a way.」意志あることろに道は開ける。

トキの方はトキ居るところに勝利あり。

ナギサの方はティーパーティーあるところに希望あり。

って感じですかね。(直訳)

トキの勝率がそんでもないし、ティーパーティーさあ……って感じですが、まあ良いでしょう。トキの方はネルの勝利の00に近いニュアンスがありますし、ナギサもミカの希望に合わせた形でしょうか。

 

追記

イギリスの劇作家アーサー・ウィング・ピネロの「Where there's tea there's hope.」という言葉が元ネタではないかと書かれていたのを見たので調べてみたのですが、どうも彼がこれをいつ、どう語ったのかが分からずイマイチ踏ん切りがつかないので候補の一つとさせてください。もし、これについて知っている人や関連情報・書籍等を当たった方がいたらコメントや念話を私宛に。意味合いとしては見てのとおりですが「紅茶あるところに希望あり」といった感じです。

 

解に導く番狂わせ&親愛なる、はじまりの君へ

何でこの二人の同時????

由来

解に導く番狂わせ、何か元ネタありそうだけど思い浮かびません。助けてください。本人の性質は良く表していると思います。

親愛なる、はじまりの君へはブルアカ最初のピックアップタイトルである拝啓、はじまりの季節へ(ホシノ、シロコPU)とかけています。はじまりが同じで、手紙の冒頭文?繋がりですね。その上、シロコはメインストーリー上で初めて会うキャラであり、更にシロコ*テラーが終わりをもたらす子なのでそれとの対比でもあるのでしょう。

テラコPUのタイトルを予想しておきます。「前略、終わりに立つあなたへ」

イテテテテ。3周年記念で来ます。

 

追記

コメントいただきました。

コユキのPU名なんですが、もしかしたら同じセミナーのノアのPU名である「曇り硝子に描く刹那」と韻を踏んでるのではと思いました。(○○に×く△△) 

確かにちょっとありそうですね。ユウカは体操服まで出きってしまっているので、リオの時に回収されたらセミナーのタイトルの美しさが見えてきて嬉しくなりそうですね。

コメントありがとうございました。

 

初春の 音の絆も かくしこそ&千草たばねて しあわせをつめ

由来

新しき  年のはじめに  かくしこそ  千歳をかねて  楽しきをつめ(古今和歌集)

他便利屋と同じですかね。一応新春の歌を色々見てみましたが、それっぽいものは見つかりませんでした。調べ方が甘いとは思うので、見つけた方が居たら教えてください。

初春は前回と違って枕詞ではないですが、年を表す言葉ですね。新しきをどうしても使いたくないのでしょうか。

音の絆はよく分かりません。音読みで何かとかかってるのかと思ったけどそういうわけでもなさそうだし。先生と音楽を聴きあう仲だったり、信頼できる場所で鳴らす猫のゴロゴロ音でも表しているのかなと思っています。または、あまり口数の多くないカヨコが色々言わなくても分かってもらえる便利屋や先生との無言の信頼?みたいなものを表した言葉かも……?こういう考察好きな人がブルアカプレイヤーは多いイメージです。天井交換したんで絆エピ読んで何かわかったら追記します。

千草はハルカの育てている色々な雑草のことを指しているのでしょう。もしかしたら名字の伊草ともかかっているのかもしれません。

まとめると、年も明けてめでたいね、今年も私と仲良くしてね。趣味も楽しめるような今がずっと続くと良いな。みたいなことでしょうか……?個人的にはあまり韻が踏めていないし、同じ元ネタを使いまわしている感があってあまり好みではありません。

上の句が執拗に新しきを使わないのは多分、新しき年の初めまで書くと上の句で使える文字数が足らなくなるor意味が変わる(新しき事業ではない)からだとは思います。

正月の有名な短歌に「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいや重け吉事」などがありますが、これの上の句とか正月ってことしか言ってません。

 

好きの奥山 添い遂げて

由来

いろは唄

うゐのおくやま けふこえて

過去のピックアップとかけた形になっていますね。こうなるとゲヘナがイロハでいろは唄の最初持っているの不思議な形になりますが……。

元のうゐのおくやま けふこえて(有為の奥山今日超えて)というのはこの世の移り変わる有形無形全てのつらさを一日一日乗り越えていきますみたいな意味です。割と宗教的な説法が由来らしい。

そこを元に考えると、推し活は険しい道もあるが、チセと添い遂げる覚悟があるという感じの意味でしょう。

いろは唄シリーズは韻の踏み方や意味の通し方が洒落てて好きです。来年は浅き夢見し酔ひもせずにかけてイブキが実装されるのでしょうか。

 

メイド勇者は不思議な世界の夢を見る&遅刻ウサギのワイルドカード

由来

毎度おなじみフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』と不思議の国のアリスの白兎(遅刻すると宣っている)でしょう。

少しややこしいのが両方ともブルアカの過去ガチャタイトルを踏襲していて、アリスの機械たちは旅立ちの夢を見るか?とC&Cのバニー組(何とかのカジノ用語)を踏まえたものになっています。その上、どちらもアリスの名前にかけて不思議の国のアリスをイメージする言葉を使っているところもオシャレポイントですね。そもそも白亜の予告状のシナリオもメイドと間違えられる話なのでそういう点からも合致度が高いわけですね。

更にアリスは機械やアンドロイドという点よりも勇者としての側面がピックアップされるようになっており、トキも遅れてきたC&C最後のメンバーというところもニュアンスとして出ているのもグッドですね。

 

挑戦は甘い夢の外で!    

由来

これはカズサのピックアップタイトル『黒猫は甘い夢の中で』への対比でしょう。これ好きな人多そう。

元ネタの元ネタ(カズサのピックアップタイトル)は分かりませんが……。

黒猫が過去の幻影ならレイサが向き合わなければならないのは現実なのだ……。

カズサと違ってエクスクラメーションマークついてるのが元気いっぱいで可愛いですね。

 

カンパニーで飲茶を!&ノワールに唄えば

由来

アメリカの小説家トルーマン作の小説およびその映画『ティファニーで朝食を

アメリカのポピュラー音楽およびそれを原案とした映画『雨に唄えば

まあどちらもアメリカの名作映画なので映画が元ネタでしょう。

カンパニーは玄武商会のことを指しているのでしょうか。ティファニーで朝食をは作中で自由に対する考え方を話すシーンがあり、玄龍門の型に嵌った不自由さを揶揄する商会側に重ねたのか、またはすれ違う幼馴染のキサキとルミを名作恋愛映画に例えたのか……。

映画評論家サム・ワッソンによればティファニーで朝食をアメリカ人の意識を尽くひっくり返したそうでこの辺を革新的な商会に当てはめているのか、と考えるのは流石に作為が過ぎるか……。こういうこじつけ好きじゃないのにあまりにも理由が分からなさ過ぎて色々調べてしまいました。忘れてください。

ノワールに唄えばのノワールはミナの好きなノワール映画を指していると思われます。アメリカを中心に作られた犯罪映画で、殺伐とした情景・シニカルな男主人公などを共通点としています。

雨に唄えばが使われた意味はよく分かりません!!こじつけて変なこと書く前に切腹します。何か思いついた方が居たら教えてください。

因みに皆さんご存知かと思いますが、ミナのEXスキルの元ネタは男たちの挽歌です。

 

工務の道も一歩から

由来

千里の道も一歩から

更に元は老子の千里之行,始於足下(千里の行路も足元より始まる)

正直工務というよりデモ・ストライキのイメージが強過ぎて一歩からと言われてもいつ踏み込んでいるんだという気持ちが湧いてきます。公式漫画だと工務していたけど。

 

微速前進 安らぎの浜辺へ&急速潜航 活路は水底に

由来

ぐそくびんびん

海軍で使われる運航指示+イメージ+行先、ですかね。サキはダイビングするしね。

軍用コールと名刺二つを繋ぐ言葉は通常verのSRTのタイトル(こちらRABBIT1、理想をこの眼に など)も想起させますね。

イメージは絆ストーリーとか読んだら分かるのかな?ミヤコは引いたから読んでみたところですが。

 

願いよ響け、夏空に

由来

他ピックアップとの兼ね合いで、韻を踏んでいます。

シロコの願いとは……。(追記予定箇所)

 

灼熱無き隠れ家の燦夏&白波凪ぐ安息日の残火

由来

それぞれの通常verのタイトル「声なき言葉たちの残花&故なき力添えの賛歌」にかけて韻を踏んでいます。通常verとはさんか/ざんかの音が逆になっています。

ウイはプライベートカフェをイメージした暑さからの逃げ先で謳歌する夏、ヒナタはバタバタと働くシスターフッドから少し距離を置いた海での夏休みを聖書由来の休日としての安息日にかけた言葉でしょう。

ウイはアメリカーノが好きってことでコーヒーとの繋がりは納得感のある設定ですし、ヒナタも毎回少し宗教色の出たタイトルになっていて良いですね。

余談なんですが、この2人の絡みのことをウイヒナって言うの、ヒナ好きとして全く納得がいっていません。一意に定まらない略称を使うな。

 

しどけなく水面揺らす十日

由来

まず灯火と十日をかけた言葉なのかなと考えています。

その上で十日が出てくる理由なんですが、一つは十日物語かなと。

ジョヴァンニ・ボッカッチョによる物語集で、イタリアにおける散文文化の始祖と呼ばれるものです。教養の深さから文化的マイルストーンが出てくるのも、色恋の話から気高さまで語る懐の深さ共にハナコのイメージにピッタリですし。退屈しのぎに若者たちが話をするというのもハナコが求める理想に近いものも感じます。これの成立の少し前に描かれたダンデの神曲に対してこちらは人曲と呼ばれることもあるとか(ホンマか?)。これが本当なら三位一体の神学をも込めて描かれた叙事詩への対比というのはシスターフッドを蹴り、ティーパーティーを蹴り、補習授業部に居ついた彼女の表現としてはかなり適切に感じます。十日物語はデカメロンというのが一般的で、これも、その……ハナコの上半身に付いたそれを想起させますね……。メロンというのは一般的なスラングですし……。ダンデの神曲はかなりブルーアーカイブを語るのに避けて通れないと思うので、是非皆さんもざっくり目を通してみてください。

もう一つ自分が十日というもので考えていたのは、ティシュリ(7の月)の十日、贖罪の日です。

というのも、隠されし遺産を求めてのイベントアイテムとして登場していたレモンがユダヤの仮庵の祭りを想起させ、そちらもティシュリの15-21日に行われる祭りなので近しい日の祝祭として十日の贖罪の祭りに連想が向いた形です。(仮庵の祭りで使うのはシトロンでは?)

エデン条約編の中でミカがスケープゴート(もとは贖罪の日に使われるヤギを指す)に言及しており、これは作中では補習授業部に当たるので意味的もそう無理の無い考察が可能かなと思います。ただ、明言されない中ではトリニティはキリスト教だと考えるのが自然で、そうなるとユダヤの祭りを取り上げるものなのか?というのはあります。聖書聖典を取り上げているだけだからそれならまあ……。

以上、あまりスッキリしていないので何か思いついた方が居たらコメントください。

 

過ぐるものとは 知りながら

由来

明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほ恨めしき あさぼらけかな(百人一首)

他二人が百人一首からだったので、それに合わせた形ですね。

過ぐるというのはまあ夏のことでしょう。青春の日々かもしれませんが……。

元の歌が夜が明けようともまた日が暮れることは分かっていても分かれの朝はつらいという歌で、ミモリがお淑やかながらも、楽しい夏への惜別を感じているのが逆接で余韻を残すことで表されていて良い表現だと思います。

歌の一部だけを使うの、中々オシャレで好きですが、他二人とlengthがそろっていた方が綺麗では……。

 

ペンは銃より強し!

由来

イギリスの格言「ペンは剣よりも強し」。報道や権威による言論というのは実際の武力よりも大きな影響力を持つという意味です。

似たような言い回しは各国各時代にもありますが、特にこれはイギリスの作家、ブルワーが「リシュリューあるいは謀略」にてリシュリューのセリフとして書いたものが伝わっているらしい。ンッン~、名言だなこれは。

ブルアカでは剣より銃の方が身近なので、それになぞって改変したのでしょう。いくら名作漫画とはいえホルホースに当てつけをする理由もないですし。

しかし、同人作家が銃より強いペンを扱えるほどの影響力があるものなんでしょうかね……。

 

明け空に説く こころ模様

由来

他ピックアップとの押韻でしょう。○○空に△く(何とか)

特に同じエンジニア部のウタハと類似性のある晴れ感のある言葉と心情の組み合わせです。

明け空はそのまま読めば夜明けの空ですが、今回は夏明けの秋空というイメージでしょうか。晄輪大祭の準備で徹夜明けでしたし、夜明けの可能性もまま高いですが。コトリの明るい雰囲気に合わせた言葉のチョイスですね。説くというのは説明不要ですが、コトリの説明キャラというところからですかね。こころ模様というのは、女心と秋の空なんて言葉があるように、心模様空模様を気にしがちっていう状況が秋と女の子を想起させる感じで、こう高コンテクストな匂わせでいいですよね。考えすぎ?腹切るか。

引いていないのでこころ模様の詳細は分かりませんが……。

 

未知と探求のReformation

由来

他ピックアップと同じく熟語と熟語の英単語の形式ですね

Reformationは改革、改善、感化という意味です。theで特に指定する場合には宗教革命のことを指します。特に単語のチョイスに意図は無いように感じます。強いて言えばトリコ……?

ハルナの未知なる美食に対する探求の姿勢を示した単語になっていますね。あまり積極的に学校行事や運動に参加しない姿勢が前向きになったというところもかかっているのでしょうか。他のハルナタイトルに比べるとちょっと異常研究モードよりからっと明るい感じがします。しませんか?

 

Other side storiesは読みましたか?

 

読んだ?結構。

 

温泉を始めるのなら爆破から!&そして正義はいつも隣から!

由来

どちらも~から!で始点を示すような言葉になっているのですが、言い回しも語源もまあ不明です。こんなんばっかりになってきましたこの記事。いやになってきちゃう。

文言としては破壊狂のカスミと先生や後輩との距離が近いイチカに似合った言葉ではあります。イチカの正義はいつも一から!なんつって。

 

ステアミルクは湯けむりと共に

由来

???????

マジでなんだこれ。他ピックアップと韻を踏んでるわけでも言い回しに元ネタがあるわけでも無いし、そもそもステアミルクって言葉が分からない。僕の調べが甘々なのは重々承知なのですが……。たすけてください。全知でありたいと思う心が、分かりやすく答えのない文言の連続に砕け散ってしまいそうです。

一応無理矢理考えていくならキリスト教徒の健闘を祈るときのMay God be with you.が神と共に。みたいな訳に出来るかなと(おそらくフォースと共にあらんことをの元ネタ)。そうでなければ冬原パトラによるライトノベル異世界はスマートフォンとともに。」……。

ステアミルクもマジでわからなくて、ステアというのはカクテルを作る技法のひとつで材料となるお酒等を注いだ後にマドラーなどでちゃちゃっとかき混ぜる作り方の子を指します。ミルクはまあ牛乳のことを指しているのでしょう……。日本では温泉上がりに飲む飲み物として一般的でカクテルにも使われることがあります。カルーアミルクエッグノッグ、ミルクウオッシュなど……。

何か分かった方が居ましたらお気軽にコメントやTwitterにお願いします……。

 

絡め取る女王の掌握&駆け抜けるエースの電撃

由来

それぞれ作中の学園、常盤台中学の誇るトップクラスの能力者で常磐台のエース、常磐台の女王と呼ばれています。それらの別称と能力のイメージ(電撃と心理)にかけあわせたものでしょう。

如何せんとあるに触れたのが大昔過ぎて大分曖昧なので、何かあったら追記します。

only my railgunfripSide第二期の初楽曲で去年南條さんが脱退してそれが終わったわけですからそりゃあねって感じの老舗ですよ。

 

夢見る乙女よ 大志を抱け!

由来

まず、ウィリアム・スミス・クラーク博士が教え子たちに大きな夢を持ちそれを叶えんと邁進しろと送った言葉「Boys, be ambitious(like this old man)」(全文、特に有名なのはlikeより前部分)の和訳、「少年よ、大志を抱け(年老いた私のように)」。この少年の部分が生徒が全て少女のブルアカでは改変されていますね。チャレンジ精神と開拓者精神のどちらのニュアンスも含んでいて、当時のクラーク博士の立ち位置を考えるととても良い言葉ですね。

そして、夢見る乙女の部分の元ネタは1995年の相川七瀬デビューシングル「夢見る少女じゃいられない」か1957年に藤本二三代が発売した楽曲「夢みる乙女」でしょうか。前者が今の人間には耳なじみのある言い回しですが、もうプリキュア5でも採用されているくらいにはよく聞く言葉、乙女の枕詞が夢見るですってくらいに馴染む言葉になってしまっていますね。

そして、まあサブカルの話題ですので触れないわけにはいかないのがTHE IDOLM@STERに登場するアイドル、天海春香の楽曲(初出は2009年2月発売CD)「乙女よ大志を抱け!!」も言葉の響きとしてはやはり近しいものを感じますね。というか一致してるしね。

 

おもい忍ばせ 進めよ乙女&はるは短し 走れよ乙女

由来

元ネタは森見登美彦の小説、「夜は短し歩けよ乙女」……かと思いきや1915年に発表された”その前夜”という劇の劇中歌「ゴンドラの唄」の歌い出し「命短し恋せよ乙女」でしょう。

えらく大流行したのか後年の作品にもこの言い回しは後年にも広く使われています。僕はサノバウィッチのOPが大好きです。

文言の解釈はこの後百花繚乱編と絆エピ読んだら多分書きます。

 

追記

コメントより

修行部のグループストーリーが「夜は短し走れよ乙女」だったから、キキョウとレンゲの元ネタはやっぱり森見登美彦っぽいですね…

だそうです!そりゃあ青春の話するなら森見登美彦だわな!

まあ、元ネタの元ネタくらいまで書くつもりでこの記事書いてるからね!

 

心躍る予想の可用性

由来

水着でない元々のエイミのピックアップタイトル「胸燃ゆる理想の可変性」がヒマリのピックアップタイトル「涼やかなる夢想の可能性」と韻を踏んでいるので、それを踏襲しています。

文言としては胸⇔心が対比になっていたり、文字数などどちらかというとヒマリより元のエイミのタイトルにをもじった感覚が強いですね。

胸で可変性もエイミっぽかったですが、心(の部位)が踊る、可用性もかなりエイミっぽい文言ですね。

 

培われし努力の不可逆性

由来

これも同時ピックアップの押韻ですね。

培われた努力は永久に己の財産になるというのは筋肉は嘘を吐かないに近いトレーニング感の強い文言となっています。

ついでに特異現象捜査部外の生徒だからか文言に不が付いていたり、想が付いていなかったりと少しずらしを入れた感じがあります。やはり想いより力ですね。パワー。

 

天体より注ぐ情報の光&暁光にとける感情の音

由来

同時ピックアップの押韻です。こればっかり書くの本当に心苦しいので、何か元ネタ知ってる人が読んでいたらこっそり僕に教えてください。

(空を想起させる言葉)[何らかの動詞]「キャラクターを表す二字熟語」の{同、漢字}

天から降る星の光にはその星の様々な情報が詰まっているわけですから天体観測のことが書かれている上に、情報や光は稀代のハッカーたる彼女には無縁ではない言葉でしょう。ハレらしさを詰め込みつつ天体観測のことも想起させる文章になっています。あやうくハレのプロフィールを全文書きかけました。

感情も音も音フェチ(正しい表現かは微妙な気がする)たるコタマのことをよく示していますね。彼女が盗聴し始めた理由も完璧に見えてとっつきにくい先生の弱い一面を見つけてもっと近づきたい、みたいなことだった気がするので。

まああと、二つピックアップを並べると屋外で夜から朝になるのがキャンプを想起させますね。

 

以上、2023年分でした。

 

何か情報や考察ありましたら、コメントかTwitterまで。

おやすみなさい。